INTERVIEW社員を知る

あらゆるテレビ番組の
世界観に合わせた光を操り、
日本全国に感動を届ける。

C.W./2019年入社 株式会社 共立ライティング
照明制作一部 技術一課
テレビ照明

LIGHTING
TECHNICIAN

PROFILE

幼い頃から大のテレビ好きで、大学では放送・映像表現コースを専攻。ゼミ活動でドラマ制作に挑戦した際、空間演出に欠かせない照明の表現力に魅了される。
幅広く様々なテレビ番組の照明を手がける当社で、一歩ずつ着実に成長していきたいと考え入社。

エンドロールに
自分の名前が載る喜びは、
何物にも代えがたい。

バラエティ番組、ドラマ、情報番組、音楽番組など、あらゆるテレビ番組の世界観に合う光をつくり出すことで、日本全国に笑いや感動、喜びを届ける一助となるのが、私たちテレビ照明の仕事です。バラエティ番組では演者に明るくまんべんなく光が当たるよう臨機応変に対応したり、ドラマではセットや演者への光の当て方で時間や時代、天候などを表現したり、情報番組では生放送ならではの緊張感があったり、音楽番組では楽曲のイメージに合わせたオペレーションを組んだり。同じ明かりは一つとしてなく、発見と刺激にあふれた毎日を送っています。入社7年目を迎えた今も、自らが照明に携わった番組を見た時には恥ずかしくも誇らしく感じますし、エンドロールに自分の名前が載っている様は、やはり何度見ても感動します。

手が震えた若手時代。
様々な現場経験を重ね、
次第に自信がついていく。

様々な仕事をする中で、現在は照明のチーフであるLD(Lighting Director)としても番組づくりに挑戦しています。番組ディレクターや他セクションと連携しながら、どの照明をどこに配置するかといった「照明プラン」を作成し、メンバーとともに仕込みを実施。収録中は「副調整室」というスタジオに隣接した部屋でモニターを見ながら、照明器具一つひとつの明るさや色を調整する「調光卓」を操り、必要に応じてフロアにいるメンバーに指示を出します。技術者であり表現者として、番組全体の色彩を管理する。そして、視聴者に違和感のない画を届ける。LDを任されるようになった入社3年目の頃は責任の大きさにプレッシャーを感じ、手が震えてばかりでしたが、様々な現場経験を重ねるうちに自信がつき、落ち着いて集中できるようになりました。

初心を忘れずに。
専門的な知識や技術に加え、
人間力も磨き続ける。

初心を忘れず精進し続ける。これは尊敬する先輩からの教えであり、私が日頃から最も大切にしている姿勢です。不安や疑問が生じればすぐさま経験豊富な先輩たちに相談したり、本番前には調光卓のシミュレーションを欠かさず行ったり、放送された番組を見返しながら改善点を書き出したり。どんな時もひたむきに、照明と向き合い続けています。さらなるスキルアップのために今後挑戦したいのは、ドラマの現場で数多くのメンバーを統括する「フロアチーフ」を目指すことと、ムービングライトをはじめステージの華やかな照明を制御する「MA卓」のオペレーションです。学び続けることで新たな知識と技術の習得に努めることはもちろん、1人で完結する現場は決してないからこそ、周囲からの信頼を得るための人間力を磨き続けていきます。

WEEKLY SCHEDULE

時間
週間スケジュール

早朝から仕込みを行うなど、就業時間がバラバラで一定の生活リズムを維持することが難しいテレビ照明の仕事ですが、午前中に業務が終われば午後は休みを取れたりと、メリハリを大切に働くことができます。毎日色々な番組や人に出会える、刺激の多い魅力的な仕事です!

  • 照明プラン どの照明をどこに配置するかといった情報が記載された図面のこと。
  • 仕込み 搬入した機材を設置、組立て、接続して使用可能な状態に準備すること。
  • シュート 設置した照明の方向や明かりの大きさなどを調整すること。

MESSAGE

学生時代は照明を専門に学んでいなかったため、周りについていけるのか不安でいっぱいでしたが、先輩の丁寧な指導のもと着実に技術を身につけることができました。私たちがしっかりサポートしますので、不安がある方も安心してください。テレビ番組が好きな方、照明に興味がある方、どんな方でも大歓迎です!皆さんと一緒に働けることを楽しみにしています。