SOUND
TECHNICIAN
物心ついた頃からミュージカルなどの舞台が好きで、大学では演劇を専攻。
空間演出に欠かせない音響の仕事に興味を持ち、友人のすすめで当社を知る。PAがメインでありながら音声の業務にも従事できること、そして何よりも和やかな社員の雰囲気に魅力を感じて入社。
サッカーや野球などのスポーツ中継をメインに、各種テレビ番組のあらゆる音を視聴者の皆さまが聞きやすいように収録し調整するのが、音声を務める私の使命です。球場をはじめとする中継先やテレビスタジオで、カメラの位置や方向などを加味しながらマイクを設置し、手振りする「ガンマイク」や演者に付ける「ピンマイク」で様々な音を確実に収録。スポーツ中継では「ミキサー卓」を用いて、選手インタビューの音量や音質を調整する「ミキシング」まで担当します。さらに私は音声業務と並行して、コンサートやイベントなどの現場で各種機材を配置・調整する「PA(Public Address)」業務にも従事しています。毎日様々な現場に足を運ぶ大変さはありますが、音響のすべてに携わりながら経験を重ねられる環境は、当社の大きな魅力だと感じます。
例えばラグビーの試合では、選手たちのかけ声をはじめ、観客の歓声、審判によるホイッスル音、ボールパスや激しいタックルの音など、様々な音が生じます。それらの音が生み出す臨場感をテレビの前の視聴者へ届けるのが、私たち音声の腕の見せどころ。縦100m横70mほどの巨大なピッチの周りに膨大な数のマイクを設置することはもちろん、試合中はガンマイクを手に、ボールや選手の動きに合わせてピッチの周りを駆け回り集音していきます。中継車でミキシングを行う音声チーフのほか、私を含めて会場には音声スタッフが2人だけなど少人数で従事する現場もしばしば。試合状況に応じた臨機応変な対応が求められるからこそ、仲間とともに現場ごとの振り返りを欠かさず行い、反省点をしっかりと次に活かせるよう努めています。
音声業務では他社の方々と一緒に仕事をする機会が多く、当社の社員が私だけという現場も少なくありません。確実に音を収録するためにはチームワークが欠かせないため、当社の看板を背負う責務を胸に率先して声がけすることで、誰もが気兼ねなく意見交換できる場を整えることを意識しています。社内外を問わず音声の仕事に誇りを持つ方々ばかりで、モチベーション高く気持ちよく仕事に邁進しています。今後の目標は、社内外の先輩たちからいただいた教えを後輩に伝え、組織全体のスキルアップに貢献していくこと。そして、音量や音質を適切なバランスに調整する「ミキサー」としての経験を積み、音づくりのプロフェッショナルを目指すことです。人々の感動を生む音声の仕事に誇りを持って、初心を忘れず学び続けていきます。
音声とPAそれぞれの業務に従事しているため、テレビスタジオをはじめ、中継先の球場や競馬場など、様々な現場に足を運びます。体力的に大変な仕事ではありますが、毎日新たな刺激や発見が得られますし、シフトの相談もしやすくメリハリを大切に働くことができます!
社内の先輩後輩、同期はもちろんのこと、社外の方々とも仲が良く、アットホームな環境で無理なく自分らしく過ごすことができています。仕事の相談もしやすいですし、経験豊富な先輩のもと丁寧な指導が受けられるので、音響・音声が未経験の方でも全く問題ありません。スポーツ中継に興味がある方には特におすすめ!皆さんの入社を、社員一同心待ちにしています。