INTERVIEW社員を知る

品質管理に妥協はない。
映像を魅力的に調整し、
大型スクリーンに映し出す。

A.T./2017年入社 株式会社 共立映像
技術制作二部 VE課
VE(ビデオエンジニア)

VIDEO
ENGINEER

PROFILE

学生の頃から好きだった演劇や音楽に携わる仕事がしたいと考え、専門学校では放送映画科を専攻。
もともとカメラマン志望だったものの、映像の品質管理を担うVEの仕事に惹かれ、趣味で通っていた舞台の映像を当社が手がけていたことに運命を感じて入社。

システムの構築から
色や明るさの調整・補正、
トラブル対応まで幅広く従事。

VE(Video Engineer)とは簡単に言うと、映像の品質管理を担う人のこと。コンサートやミュージカル、各種イベントなどの現場で、映像を違和感なく魅力的に調整して観客の皆さまにお届けすることが、私たちVEの使命です。例えば、アーティストのコンサートでは撮影した映像を大型スクリーンに映し出す「画出し」を行います。複数のカメラの映像信号をまとめるシステムを構築し、映像を確認しながら状況に応じて色や明るさを調整・補正し、万が一の機材トラブルにはいち早く対応し迅速に復旧する。一般的に聞き馴染みのないVEですが、華やかな空間演出になくてはならない存在なのです。また現場業務以外にも、デスク業務では機材担当として、機材の選定やメンテナンス、故障機材の修理対応、レンタル機材の手配などに幅広く従事しています。

学び続けた先にある。
納得のいく美しい配線が、
VEとしての成長の証。

システム構築においては、カメラをはじめ、映像を切り替えるスイッチャーや、複数の映像を同時に確認するためのマルチビューワーなど、様々な機材をつなぐ必要があります。さらに機材ごとに組み合わせの相性があるため、慎重かつ丁寧な配線作業に加えて、広く深い知識が欠かせません。機器展に足を運んで最新の機材を学んだり、経験豊富な先輩たちから教えをもらったり。学び続ける大変さはありますが、納得のいく美しい配線ができた時には、自らの成長に達成感が得られます。万全の準備で迎えた本番、やはり最もやりがいを感じるのは、バックステージにまで大きな歓声が響き渡る瞬間です。現場の照明バランスを加味しながら色や明るさを調整し、アーティストのパフォーマンスを最大限に引き出す映像を届ける。VEの仕事に誇りを感じます。

やり遂げた場数を自信に。
経験に基づく最善の判断で、誰からも気軽に頼られるVEへ。

入社9年目を迎えた今は、VEチームのメンバーをまとめるチーフとして現場に出る機会も数多くあります。他セクションと情報共有しながら目線をそろえたり、メンバーの事故がないよう全体に気を配ったり、トラブル発生時には最善の解決策を考え発信したり。責任重大な役割ではありますが、チーフとして無事に本番をやり遂げる経験が自らの自信になっていると感じます。今後の目標は、先輩からも後輩からも、そして他セクションの人からも、気軽に相談される人であること。自分の考えを主張するだけではなく、あらゆる想いをしっかり受け入れた上で、経験に基づく最善の判断ができるように努めていきます。また、これから入社する後輩たちが安心して働ける環境を整えるためにも、デスク業務の効率化をより一層進めていきたいと考えています。

WEEKLY SCHEDULE

時間
週間スケジュール

全国各地の現場に行くため移動が多く、体力的に厳しいこともありますが、その土地ならではの美味しいご飯をいただくことをモチベーションに駆け回っています。年末年始やGWなど繁忙期には連勤が続くこともありますが、振替休日をしっかり取れますので安心してください。

  • 仕込み 搬入した機材を設置、組立て、接続して使用可能な状態に準備すること。 
  • テクニカルリハーサル 照明や音響、映像など技術面を本番と同じ内容で行うリハーサル。
  • ゲネプロ 全ての条件を本番と同じにして、最初から最後まで通しで行うリハーサル。

MESSAGE

色々な人と関わることが好き、空間演出の仕事に興味がある、好きな音楽や演劇に携わりたい。そんな想いを持っている方は、ぜひ当社に足を運んでみてください。大変なこともたくさんありますが、それ以上に楽しいことも多く、自らの仕事に誇りを持って働ける環境があることをお約束します。そしてVEの仕事に少しでも興味がある方は、私たちに何でも相談してください!