INTERVIEW社員を知る

イベントの主催者側と
照明や音響の現場をつなぐ、
空間演出の
コーディネーター。

A.T./2023年入社 株式会社 共立
舞台制作事業本部
営業部 営業課
舞台営業

SALES

PROFILE

両親の影響もあり物心ついた頃から音楽が大好きで、就職活動ではアーティストの活動を支える仕事を幅広く検討する。
経験を重視する企業が多い中、入社時に専門的な知識や技術がなくても、研修・教育制度により着実に成長できる当社の環境に惹かれて入社。

感動の空間を生み出す。
その想いを一つに、
力を合わせ試行錯誤する。

コンサートやイベントを主催するお客さまと、各現場で照明や音響を手がける専門職との間に立ち、アーティストや制作チーム、そして観客の皆さま全員が満足のいく空間演出をコーディネートするのが、私たち舞台営業の役割です。アーティストの魅力が最大限に発揮されるためには、どのような空間を演出するべきか。演出家や舞台監督、会場スタッフ、照明や音響チーフなどと打ち合わせを重ね、限られた予算内で実現するための方法を検討し、リハーサルや本番では予期せぬハプニングにも対応、そして精算まで行いようやく一つの仕事が幕を下ろします。表立った仕事ではありませんが、空間演出に情熱を注ぐプロフェッショナルの方々に囲まれて、人々の感動を生み出す空間づくりのすべてに携わる。責任ある仕事を誇りに感じます。

現場の全体把握に努め、
迅速かつ明確な判断で
想定外の出来事にも対処する。

舞台営業として大切なのは、より良い空間づくりのために様々な人の想いを尊重しながらも、できることとできないことの線引きを明確に示すことです。本番直前に曲を入れ替える要望を受けたり、ピンスポットの数を増やす相談を受けたりと、現場では想定外の出来事が次々と発生します。主催者側からの意見をまず初めに受ける舞台営業として、すべてに「YES」の返事をしてしまうと、照明や音響の現場に混乱を生じさせる恐れがあります。相手の想いを汲み取りながらも「こちらの要望は対応できるが、そちらは機材の準備が間に合わない」など、できる限り即座に明確な意見を述べられるよう、日頃から現場の全体把握に努めています。「迅速な判断に助けられたよ」といった感謝の言葉をいただく瞬間が、何よりものやりがいです。

お客さまからも専門職の方々からも、
頼りにされる舞台営業へ。

入社1年目の夏頃から、先輩のもとを離れ一人でお客さまと対峙するようになり、たくさんの音楽や人と出会いながら経験を重ねてきました。入社3年目の今も学ぶことばかりですが、お客さまの特徴に合わせてコミュニケーション手法を使い分けたり、必要になりそうな機材を先回りし発注したりと、一つずつできることが増えてきたと感じます。今後の目標は、韓国語や英語などの語学力向上に努めること。海外アーティストのコンサートを担当する機会も増えてきたため、通訳を介さずとも主催者側の細かいニュアンスを理解できるようになることで、より迅速かつ的確な判断ができる舞台営業を目指します。そして仕事を楽しむ初心を忘れず、お客さまからも専門職の方々からも「Tさんがいれば安心だ」と信頼される人になりたいです。

WEEKLY SCHEDULE

時間
週間スケジュール

自由に始業・終業時間を定めるフレックスタイム制なので、自分の裁量でその日の動きを決めることができます。もちろんその分責任も大きくタスク管理が重要ですが、慣れてしまえば大丈夫。日頃から色々なアーティストに出会える、音楽好きにはたまらない職場環境です。

  • 小屋打ち合わせ コンサートなどの会場側と行う、会場の使用や技術に関する打ち合わせ。
  • ゲネプロ 全ての条件を本番と同じにして、最初から最後まで通しで行うリハーサル。
  • スタジオリハーサル 本番に向けた練習や確認をするためのスタジオで実施するリハーサル。
  • テクニカルリハーサル 照明や音響、映像など技術面を本番と同じ内容で行うリハーサル。

MESSAGE

学生のうちにぜひ経験してほしいのは、部活やアルバイト、勉強など、好きなことにとことん熱中すること。どんなことでも諦めずにやり遂げた自信が、社会人になって壁にぶつかった時、必ず踏ん張る力となるはずです。特に舞台営業の仕事は、入社時に専門的な知識や技術がなくても問題ありません。音楽が好き、人が好きという方は、ぜひ挑戦してみてください!